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いま話題の“ヌック”とは?居心地のいい家にする新定番アイデア

2025.07.23

家の中に、ほっと落ち着ける“自分だけの場所”があったら――。
そんな願いを叶えてくれるのが、いま注目されている「ヌック」という空間です。

最近では、住宅展示場やSNSでもよく見かけるようになったヌック。
リビングの一角や階段下などに設けられる、小さなくつろぎスペースのことを指します。
家族とほどよい距離を保ちながら、一人時間も楽しめる
「ヌック」は、これからの家づくりの新定番になりつつあります👀💡

この記事では、ヌックとは何か?という基本から、その魅力や取り入れ方まで詳しくご紹介します!

 

ヌックとは?その意味と注目される理由

ー ヌック=こじんまりとしたくつろぎ空間
ヌック(nook)は、もともとスコットランド語の「neuk(ヌーク)」が
語源とされる言葉で、「隅」「小さなくぼみ」「奥まった場所」といった意味を持ちます。
住宅においては、壁に囲まれた小スペースや、
こもれるような居心地の良い場所を指して使われるようになりました。

たとえば、窓辺のちょっとしたベンチスペースや本を読めるミニコーナー、
子どもの秘密基地のようなスペースなど、完全な個室ではなく
「つながりながら、少しだけこもる」というほどよい距離感が人気の理由です。

ー パーソナルスペースを求める今の暮らしにぴったり
リモートワークや在宅時間が増えたこともあり、家の中に「ひとりになれる場所」を
求める人が増えてきました。ヌックは、家族の気配を感じながらも、
自分の時間に集中できる空間として、とても重宝されるようになっています。

また、ちょっとしたスペースに設けられるため、
「ムダになっていた場所が、お気に入りの場所に変わる」というのも嬉しいポイントです◎

 

ヌックのある暮らし、こんなメリットが

1|“自分だけの居場所” がある安心感
読書、スマホタイム、考えごと、仮眠…。
ヌックは、“誰にも邪魔されずに好きなことができる” 場所として、日常に小さな贅沢を
プラスしてくれます。子育て中のパパ・ママにとっても、
短時間でも一人になれる空間があるのは、気分の切り替えに大きく役立ちます。

2|空間にリズムが生まれる
ヌックを設けることで、部屋の中に “余白” や “変化” が生まれます。
くつろぎスペースとしてだけでなく、インテリアのアクセントとしても活躍
照明や壁紙、クッションなどにこだわれば、小さなスペースでもおしゃれに演出できます。

3|家族の気配を感じながら使える
ヌックはリビングの近くや階段下など「ほどよくつながる場所」に設けられることが多いため、
完全にこもるのとは違い、家族とつながりを感じながら過ごせます
子どもが遊んでいたり、大人が読書やワークスペースとして使っていたり、
家族それぞれの使い方ができるのも魅力です。

 

ヌックをつくるなら?人気のアイデア4選

● リビングの一角に読書ヌック
ソファのそばにベンチタイプのスペースをつくり、クッションやブックシェルフを設けて、
読書コーナーに。家族が集まる場所に、ちょっとこもれる場所があるのが心地いい。

● 階段下を活用して、子どもスペースに
デッドスペースになりがちな階段下を、おこもり空間に。
遊び場としても、絵本を読む場所としても活用できます。収納付きにしても便利。

● 出窓や畳スペースにちょこっとヌック
出窓の奥行きを利用して、座れるスペースにするのもおすすめ。畳の小上がりに囲まれた
一角にヌック風のスペースを設けると、和のくつろぎも演出できます。

● 寝室のすみに大人のためのヌック
寝室の角や窓際に、やわらかい照明を設けて小さなヌックを。
ひと息つきたい夜に、静かな時間を過ごせる特別な空間になります。

 

ヌックを取り入れるときの注意ポイント

 採光・通風をしっかり確保する
ヌックは囲まれた空間になりやすい分、光や風が届きにくい場所だと、
暗さや空気のこもりが気になってしまうことがあります。できれば窓の近くなど、
自然光が差し込み、風通しの良い場所に設けるのが理想です。
日中でも薄暗くなりそうな場合は、間接照明や調光付きのライトを取り入れて、
落ち着いた雰囲気に整えると快適に過ごせます。

 圧迫感を与えないデザインに
ヌックに大切なのは “こもれる安心感” ですが、狭すぎたり閉塞感がありすぎると、
かえって居心地が悪く感じられることも。天井の高さや抜け感のあるデザインを意識したり、
壁ではなく棚やカーテンなどで仕切ったりと、適度な開放感を持たせる工夫がおすすめです。
視線が抜ける方向に小窓を設けるだけでも、空間がぐっと軽やかになります。

 使い方に合った広さ・場所を選ぶ
ヌックは「なんとなくつくる」と使わなくなってしまうこともあるため、
まずはどんなふうに過ごしたいかをイメージすることが大切です。
読書をしたい、子どもが遊ぶ場所にしたい、集中して仕事をしたい…。
その目的によって必要な広さや設備も変わってきます。
くつろぎ重視なら座った姿勢でゆったりできる奥行きを、作業重視なら
机やコンセントが置ける配置を意識すると、日常的に活躍するヌックになります。

 音やにおいの影響を考える
ヌックの場所選びでは、意外と見落とされがちなのが「周囲の環境」です。
テレビのすぐ横やキッチンのそばなど、音やにおいが気になりやすい場所だと、
せっかくのくつろぎ空間もリラックスしづらくなってしまいます。
静かに過ごしたいときは、リビングの端や廊下の奥、
寝室の一角など、落ち着いた空気の流れる場所を選ぶとより快適です。

 安全面への配慮も忘れずに
とくに小さなお子さんが使うヌックを想定している場合は、安全面の工夫も欠かせません。
角が少ない設計にしたり、柔らかい素材を使ったりすることで、安心して過ごせる
空間に仕上がります。また、段差や狭すぎる出入口があるとケガの原因になることもあるため、
設計段階で「出入りしやすく、見守りやすい形」を意識すると安心です。

 

ヌックで、もっと心地いい家に

ヌックは、広いスペースがなくてもつくれる、小さな贅沢空間。
家づくりの中にちょっとした “居場所” をプラスするだけで、暮らしの豊かさがグッと変わります。

新築住宅の設計時に取り入れるのはもちろん、今の家にちょっとしたDIYで
取り入れるのもおすすめ。家族みんなが、思い思いの時間を過ごせる
― そんな住まいに近づけてくれるのが「ヌック」というアイデアです。

「居心地のいい家にしたい」と思っている方は、ぜひ検討してみてくださいね✨

この記事を書いた人

chro

chro

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