マイホームを考えるとき、
真っ先に相談相手として思い浮かぶのは「不動産会社」と「工務店」。
でもそれぞれ何をしてくれるのか、何がどう違うのか、
意外と知らないまま進めている人も多いはずです👀💣

今回は、この２つの業種の違いを目的別にわかりやすく解説します📝

不動産会社とは？

ー土地や建物の「売買・仲介・賃貸」が主な仕事

不動産会社は、土地や既存住宅の売買や賃貸を扱い、
買い手と売り手あるいは貸主と借主との間をつなぐ「取引の専門家」です。
たとえば「○駅から徒歩10分以内」「子どもの通学区に近い家」などの
希望条件を伝えると、該当する物件をピックアップして内見の手配から価格交渉、
書類手続きまで、取引の一連をすべてまとめてサポートしてくれます。
さらに、一般には出回らない非公開物件や掘り出し物件を紹介してくれることもあります。

ただし、不動産会社は家を ”建てる” 設計や施工には関与しません。
また、取引には法律で定められた仲介手数料が発生します。

工務店とは？

ー「家を建てる」プロ！地域密着型が多いのも特徴

工務店は地域密着型の建築専門会社で「家を建てる」ことに特化したプロ集団です。
設計士や大工が社内に在籍しており、注文住宅の設計から施工・引渡しまで一貫して行います。
規格化されたハウスメーカーとは違い、
間取りや素材、外観、構造などを完全に自由設計できるのが最大の魅力。
住む人のこだわりに応える柔軟性と、職人の技術が光ります。

さらに、家を建てる視点で土地探しを支援してくれる工務店も。
自社で土地を保有している場合もあり、
そのケースでは不動産会社を介さずに購入できるため仲介手数料が不要です。

目的別に見る「不動産会社 vs 工務店」選びのポイント

➨ 両者の強みを活かす“かけ合わせ”戦略もあり
最近では、不動産会社で土地を紹介してもらい、
工務店で家を建てるという流れもよくあるパターンです。
不動産会社の広い情報リソースと、工務店の家づくりノウハウを組み合わせれば、
自分にぴったりの住まいが見つかる可能性もアップします✨

また、不動産会社の中には、建築部門を持っていたり、
工務店とのタッグを組んでいる企業もあり、トータルで相談できるケースもあります◎

あなたにぴったりのパートナーを選ぶために

不動産会社と工務店は、それぞれ「土地・建物の取引のプロ」と「家を建てるプロ」。
どちらが良い悪いではなく、「自分がどんな家づくりをしたいか」で選ぶのがポイントです💡

迷ったら、まずはどちらかに相談してみるのも一つの手ですよ！