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「家の中が暑すぎる…」を防ぐには?夏を快適にする住まいの工夫
2025.07.18
暑い夏の日、「エアコンをつけても部屋が全然涼しくならない…」
「外より家の中のほうが暑い気がする…」と感じたことはありませんか?
実は、家の構造や性能によって、夏の室内温度には大きな差が生まれることがあります。
暑さをためこみにくくエアコン効率も良い家をつくるには、ちょっとした工夫と知識が欠かせません。
この記事では「家の中が暑すぎる」原因と、その具体的な対策方法を詳しくご紹介。
新しく家を建てる予定の方も、今の暮らしを見直したい方も!
夏を心地よく過ごすためのヒントを、ぜひ参考にしてみてくださいね🎐✨
なぜ家の中がこんなに暑いの? 〜主な3つの原因〜
「夏になると家の中がムワッとする…」という状態には、実はいくつかの明確な理由があります。
📌熱の侵入口は「窓」
家の中に入る熱の7割以上が “窓” を通じて侵入している、というデータがあります。
特に、西日が差し込む西側の窓や、面積の大きな掃き出し窓は要注意。
窓ガラスやサッシの性能が低いと、まるで温室のように熱がこもってしまうこともあります。
📌屋根や外壁の「蓄熱」
夏の直射日光で屋根や外壁がじわじわと熱を吸収し、それを室内に伝えてしまうことも暑さの一因。
日が沈んだあとも、建物自体が熱を放出し続け、
夜になってもなかなか部屋が涼しくならないという現象につながります。
📌断熱・気密性の不足
家の “断熱性” や “気密性” が低いと、外の熱がダイレクトに室内へ伝わってきます。
古い住宅や、断熱材が不十分な家では、
冷房を入れても効率が悪く、電気代ばかりがかかってしまうという問題が起きがちです。
夏を快適に過ごすための「住まいの工夫」
家の中の暑さ対策は「冷房に頼る」だけでは限界があります。
住まいそのものに “暑さに強い仕組み” を取り入れることで、夏のストレスはぐっと軽減できます。
✅断熱性と遮熱性を高める
暑さ対策の要となるのが、「断熱」と「遮熱」です。
断熱:「熱を伝えにくくする」性能
⇒ 外の暑さを室内に入れにくくし、室内の涼しさも逃がしません。
遮熱:「熱をはね返す」性能
⇒ 特に、太陽の熱を直接受けやすい屋根や外壁に有効です。
\ おすすめの工夫例 /
● 屋根に遮熱塗料を塗る
● 外壁材を熱を吸収しにくい色や素材にする
● 高性能断熱材(グラスウール・セルロースファイバーなど)を採用
● Low-E複層ガラス+断熱サッシの組み合わせ
断熱・遮熱性能を高めれば、エアコンの効きがよくなり、
電気代の節約やヒートショックの予防にもつながります。
✅日差しを遮る工夫(=日射遮蔽)
強い日差しが窓から入ってくると、室温は一気に上昇します。
特に午後の西日は、室内をオーブンのようにしてしまうことも。
\ 日射遮蔽の工夫例 /
● 軒や庇(ひさし)をしっかり出すことで、直射日光をカット
● 外付けブラインド・オーニング・シェードで外からの遮熱を強化
● すだれやグリーンカーテン(ゴーヤやアサガオなど)もおすすめ
ポイントは「熱を室内に入れる前に遮る」こと。
カーテンよりも窓の “外側” で日差しをカットする方が、遮熱効果は大きいと言われています。
✅風通しの良い間取り・窓の工夫
自然の風をうまく通すことも、夏を快適に過ごす秘訣です。
エアコンに頼らず、家に風が抜ける“通風設計”を考えることが重要です。
\ 風通しを良くするアイデア /
● 窓を対角線上に配置することで、自然な風の流れが生まれる
● 吹き抜けや高窓(ハイサイドライト)を使い、熱気を上部に逃がす
● 玄関や勝手口に通風ドアを採用すると、閉めたままでも風を通せる
「夏場、窓を開けても風が通らない…」という場合、
室内の空気の “抜け道” がないことが原因になっているケースが多いです。
✅内装・インテリアで“涼感”を演出
家の構造だけでなく、インテリアにもひと工夫を加えることで、
体感温度を下げる効果が期待できます。
\ 見た目の工夫で涼しさUP /
● カーテンやラグを麻・竹・い草などの自然素材に変える
● 色味は白・ベージュ・ブルーなど涼しげなトーンを取り入れる
● 照明を電球色から昼白色(白っぽい光)に切り替えるだけでも、涼しく感じられることも
夏も快適に過ごせる家をつくるために
家づくりの段階で、しっかりと断熱・遮熱・通風の考え方を取り入れることで、
夏の暑さに悩まされることなく、快適に暮らせる家を手に入れることができます。
また、すでに住んでいる家でも、
窓まわりの見直しや、遮熱アイテムの導入など、小さな工夫で暑さ対策は可能です。
「今の家、暑すぎるかも…」と感じたら、まずはできることから始めてみましょう🔥
“暑すぎる家” から卒業しよう
夏の住まいの悩みで多い「家の中が暑すぎる」という問題。
その原因は、窓・屋根・断熱性・風通しなど、家の構造や性能にあることが少なくありません。
これから家を建てる方は、夏の快適さを意識したプランニングを。
すでに暮らしている家の場合は、
ちょっとした工夫で「体感温度」を下げるアイデアを取り入れてみてください!
“暑すぎる家” から卒業するために――
毎日の暑さが少しでもラクになる工夫、ぜひ暮らしの中に取り入れていきましょう💡
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