以前からずっと気になっていた名作『落下の王国（The Fall）』が、
全国の映画館でリバイバル上映されると聞いて、早速鑑賞してきました！

世界遺産や秘境で撮影された圧倒的で神秘的な風景。
国際的なデザイナーである石岡瑛子氏が手掛けた、色彩豊かで息をのむほど美しい衣装。
作品紹介やレビューで真っ先に絶賛されているのが、圧倒的な映像美です。

何を隠そう、私もまさにその圧倒的な映像美への期待を胸に、劇場に足を運んだ一人です。

主演の俳優と子役の会話がほぼアドリブだったということなども、事前情報で知っており
念の為ストーリーがつまらなかったときのため、映像以外に期待はしないでおこうとすら思っていました。

それがどうでしょう。

終わってみれば心に残っているのはモノクロ映画のことばかり。
映像美が話題となった作品で、最も印象に残ったのが
世界中の世界遺産でもなく、石岡瑛子氏の衣装もなく、色すらもないシーンだなんて。

気づけば私はYouTubeでひたすらバスター・キートンの映像を漁っていました。

想像できます？

はーとにかくとても好きな映画でした。

幸いにも大変好評で、まだ上映が続いているようです。
少しでも気になった方は、ぜひこの機会に劇場へ足を運んでみてください！ぜひ。

ちなみに映画評はこれが一番良かったので、こちらも合わせてどうぞ！
https://cinemore.jp/jp/erudition/1292/article_1293_p1.html