南国土佐とはよく言ったもので

今年は、直前に気象庁からの南海トラフ地震の注意喚起などもあり、
例年とは違った雰囲気となりましたが、皆さまお盆休みは満喫されましたか？

私は、急遽母からの提案で、
母がずっと「バスで行ってみたい！」と言っていた高知に行くことに。

さすが、噂に違わぬ南国土佐…

高知駅に着いた瞬間から、ジリジリと肌が焼けるのがわかる熱波に襲われつつ、
とりあえず何の計画もなく来てしまったので、観光案内所へ。

そもそもは急遽決めたことでしたが、
運の良いことに、訪れたその日は
よさこい祭りの後昼祭的な「よさこい全国大会」なるものが開催されるとのこと！

とはいえ、日帰りの弾丸観光のため、
親切な観光案内所の方からおすすめコースとして教えてもらった
「らんまん」という朝ドラでのモデルとなった牧野富太郎博士の
植物園があるとのことで、ひとまずそちらへ向かうことに。

五台山にある牧野植物園へは、観光地を巡っているMY遊バスで行くのが便利。

結構な高所にあり、もの凄い急カーブの続く山道でしたが
楽々進んでいく運転手さんのドライビングテクニックに心で拍手を送りつつ、
辿り着いた植物園は、鮮やかな緑が美しい広大な敷地を有するとても素敵な施設でした♪

如何せん、よさこい祭り観覧の時間を考えるとそんなに長居はできない！
ということで、泣く泣く前半部分で引き返し、カフェで小休憩を挟みつつ
再び、高知市内の中心部へ。

ところで「場所が違えば言葉も違う」というのを実感したのが某ビール会社の看板。
まったく意味がわからず、思わずバスの車中から写メを撮ってしまいました。

「よさこい祭り」は、暑い！熱い！

有名な「はりまやばし」を眺めながら川縁を進むと、
スムーズに「よさこい祭り全国大会」のイベント会場へと辿り着きました。

すでに何組かは演舞を披露したあとだったとは思いますが、
観覧席は無料で開放されているところもあるものの、
影もなく、炎天下では座って見ている人たちも結構まばらで
みんな周辺の木陰などから遠巻きに眺めていました。

撮影に夢中になっている母の頭上に日傘を差しつつ
しばらく眺めていましたが、演者さんも頑張って踊っていたものの
ステージ上の限られたスペースではイマイチ躍動感が感じられず、
近くの商店街のアーケードに移動。

結果的に移動して正解でした！
何より日陰だし（笑）すぐ近くで楽しそうに踊る演者さんたちを見られて大満足！

ものすごく大きなよさこい旗を器用に振る旗手さんに圧倒されながらも
帰りのバスの時間を考え、後ろ髪をひかれながら高知駅に戻ることに。

高知駅までは500〜600m程度だったので、街並みを眺めながら歩いて戻りましたが、
高知は、あのやなせたかしさんの出身ということもあり、
道中には至るところに「アンパンマン」のキャラクターの石造が。
また駅前には、幕末の志士の銅像が建っていたりと、
短い滞在時間ながら、なかなか充実した高知観光となりました。

次は泊まりでお邪魔したいと思います！

ちなみに、途中の看板の意味は「弱々しい、そんな元気がないようじゃ駄目だ！」だそうです。
なるほど、全くわからない（笑）