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ユーモアな企画アイデアの美術館へ

2023.02.24

みなさんこんにちは、もうすぐ3月。
花粉症の私は、花粉が飛んでくると春が来たなと感じます。

グラフィックデザイナーから
ピカソの絵に感銘を受けて、画家に転身した横尾忠則さん。
興味はありつつ、ずっと行けずにいた
「横尾忠則現代美術館」に行ってきました。

 


今回の展覧会は「横尾忠則展 満満腹腹満腹」。
開館10周年を記念し、これまでの企画展を振り返る内容でした。

 


私の横尾忠則さんのイメージって派手なポスターとか印刷物。
画家になってからの絵はあまり知りませんでしたが、
大胆に絵の中に文字が入っている作品などは、
グラフィカルな要素があって、洋画とのミックスが自由で面白かったです。

 


まったく違う雰囲気の作品もありました。
瀬戸内寂聴さんの小説「幻花」の挿絵。
壮大なスケールで描かれた、白と黒の緻密な世界観が素敵でした。

 


今回一番驚いたのがこの美術館のユーモアな企画アイデアの数々。
未熟児での誕生以来、病弱の横尾さんが院長を務める「兵庫県立横尾救急病院展」。
学芸員やスタッフの方が医者やナースの格好をし、
チケットは診察券、解説はカルテ仕様、
他にも「病院」を意識した凝った演出が、ホントによく考えてあります。

他にも温泉や銭湯、旅をテーマにした企画「ようこそ!横尾温泉郷」や
https://ytmoca.jp/exhibition/1138/

美術館をお化け屋敷にした企画「横尾忠則の恐怖の館」など
https://ytmoca.jp/exhibition/1886/

存命作家の美術館だからこそできる、
キュレーターと作家の企画アイデアがとても面白いと感じました。
横尾作品のどこを切り口にしようかと
毎回苦心されていることだろうと想像できますが
今後もどんな企画をしているのかチェックしようと思う美術館でした。

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